気持ちが鬱になってしまうと、本を読むのも苦しいですよね。
今は読めなくて、大丈夫です。
いつでも読めます、それが本です。
しかし、本はうつ病の症状を改善するきっかけにもなります。
私も本を読み、鬱との付き合い方がガラッと変わりました。
今回は、私が読んでうつ症状がラクになった本を紹介します。
今は読めなくても、思い立ったときにすぐ読めるようぜひ手元に置いておくことをおすすめします。
さっそく紹介していきます。
薬に頼らずうつを治す方法
抗うつ剤を飲むのって、はじめは抵抗ありませんでしたか?
しかし飲み始めるとそれが当たり前になり、つい薬に頼りがちになったりも。。
私もはじめは抗うつ薬を処方されましたが、それでも鬱が長年良くならないことに疑問を感じ心療内科を変え、「漢方」と「睡眠薬」の併用を2年以上続けたところ気分が改善しました。この本は、
- 抗うつ薬に抵抗がある
- 薬を飲み続けることに疑問を感じている
- 薬を飲んでいるけど気分が良くならない
そんな方にオススメです。
「薬に頼らずうつを治せるのは、軽度の人だけなのでは...」
たしかに、抗うつ薬も、用法用量を守れば効果的だとは思います。
しかしいつかは薬を辞めたいですよね。
薬には副作用もあります。
何に頼りうつを治すかは個人の自由です。しかしその選択肢を増やすことで、心の余裕を生み、うつを早く治すきっかけになるんじゃないかと私は思います。
この本は、うつに効く食事改善の方法などが書かれていて、それは薬を飲むのと同じくらい手軽で誰でもすぐ取り入れられる内容です。ところどころイラスト有りのストーリー仕立てにもなってるのも読みやすいです。
習慣が10割
休肝日を作るはずが、ついつい家に帰ると飲酒してしまう。。。
早起きするはずが、ぐるぐる考え事をして夜更かししてしまう。。
この本では生活の考え方を変えることができます。
- 昼夜逆転をなおしたいけど続かない
- 嫌な考えが頭をぐるぐるしてしまう
- やめたいのにお酒を毎日飲んでしまう
そんな方に読んでいただきたいです。
ビジネス本はハードなことばかり書いてあるイメージで、私は少し苦手でしたが、この本では日常のあるある...を交えつつ習慣化してゆく過程を具体的に書いてくれています。
うつが改善してきた頃にこれを読んだことで、私はまた気分が鬱にならないよう、自分の生活を見直す事ができました。
悪い習慣は勝手に身に付きますが
良い習慣は自分で身につけることができる、そしてその習慣は人をつくる。
自分にあった習慣を身につけ、うつにならない自分でいましょう。
「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる 「繊細さん 」の本
どんなに親しい人といても気づかれしてしまうことってありませんか?この本は、
- 相手が気を悪くすると思うと断れない
- 細かいところまで気づいてしまい仕事に時間がかかる
- 周りに機嫌が悪い人がいるだけで緊張する
- 疲れやすくストレスが体調に出やすい
そんな方に読んでいただきたいです。
「うつ病」というのは便利な病名です。
その中にさまざまな因果関係が隠れていると私は思っています。
この本は主に、HSPの性質があるかたの為に書かれた本です。
*HSPは、「生まれつき感受性が強く敏感な気質もった人」という意味です。
わたしは小さい頃から親に「あなたがわからない」と言われる事が多かったのですが私は親に対して「わかろうとしてないだけだ」と思ってました。しかしこれは、自分自身はHSP気質なのに対し親はそうでなかった為、私の持つ敏感な感覚が親にはなく「わからない」=「理解が及ばない」という意味だったんだとこの本で認識出来ました。
敏感すぎる私と、そうでない人がいる、ことを理解すると気が楽です。
その為にはまず、敏感な自分を知ることからはじめましょう。
愛着障害
私は幼少期、両親の不仲により祖母と2人で暮らしたりと、愛着障害です。
(*愛着障害とは、養育者との愛着が何らかの理由で形成されず、子供の情緒や対人関係に問題が生じる状態です。)
この本は、
- 親しい関係が苦手
- 依存してしまいやすい
- 人に気をつかいすぎる
- 親子関係に悩んでいる
そんな方に読んでいただきたいです。
私は今まで、付き合う人にすぐ依存してしまったり、そうして親しくなると些細なことで攻撃的になったりと、とにかく恋愛が苦手でしたが、こういった自分の一面を理解し改善するきかっけになったのが愛着障害を知ることでした。
恋愛だなんて、鬱と関係のない事を言っているようですが、恋愛で形成した人間関係によってうつを加速させたりうつになる原因を作ってしまうんじゃないかと私は思ってます。
愛着は人間関係ととても深い関係にあります。正直、この本を読むと幼少期を振り返ることになり、読み進めるのが私は少し辛かったのですが、読んだことで好きな人との関係がうまく続かなかった原因に気がつけ納得が出来、改善の兆しが見えたので、おすすめに入れました。
ぜひ心に余裕があるとき、読んでいただきたい一冊です。
まとめ:本はひとりで完結できる治療薬
特におすすめの4冊を紹介しました。
本はいつでもひとりで読むことができるので、どんな方にもオススメできる治療薬だと思ってます。
しかし、書店や図書館で精神面に関する本を手にするのって、勇気がいりませんか。
今でこそ私は平気になりましたが、それでも書店へ行く手間や本を買う値段などを考えると、Kindle Unlimitedが安いので私はこちらを利用し本代を節約しています。
月額980円(税込)で、200万冊以上が読み放題で、漫画や雑誌なども読み放題です。はじめての人30日間無料でお試しできるのでぜひ利用して読みたい本だけ読んでみるのも手でです。
ぜひ、ご自分のペースで読書をし、うつな気持ちを晴らしていきましょう。
最後まで読んでくださりありがとうございました。