HSP(繊細さん)

本音を言おうとすると涙が出る人へ【HSP、愛着障害】

悩んでる人
自分の本音を言おうとすると、涙が出てきてしまいます。

一緒にこの悩みを解決していきましょう。

 

本記事の内容

  • 本音を話すと涙が出てしまう2つの原因
  • 本音を話すと涙が出てしまう人の改善方法

 

はじめに、あなたは日常生活で嫌なこと悲しい事があると、人前でもすぐ涙が出てしまいますか?

この質問に「はい」と答えた方は、時間の無駄になってしまうので、この記事を読むのはオススメしません。

 

「いいえ」と答えた方、

私自身、日常生活ですぐ泣いてしまう感情豊かな人ではないのですが、そんな自分も、ここぞという大切な場面で自分の本音を伝えようとすると涙が溢れるという経験が多々ありました。

例えば、

就活の面接で自分の気持ちを打ち明ける必要があった時に、涙が溢れた。
(あの時の面接官の方々の困ったような呆れた顔、今でも忘れられません。ちなみに落ちました。)

 

できることなら、
本音を言おうとした時に涙が出てしまう自分をコントロールし、しっかり自分の本音を伝えられるようになりたい。その改善方法を知りたい...

 

その思いでこの記事を書きます。

 

原因①:自分の感情に耳を傾けてなかった

涙の出る原因ですが、私の場合、「不安、怒り、悲しみ」こういった自分の感情を無視していたのが原因でした。

例えば

  • 嫌なことを言われ怒りの感情が出てきても、怒っちゃダメだと自分に言い聞かせ怒りを抑圧
  • 辛いことがあり悲しいのに、こんなの大したことないと思う

といった具合で、
自制心ばかり働き自分の感情に耳を傾けてると言えない状況でした。

 

嫌なことを言われ怒る。嫌なことをされて悲しい。
この気持ちは素直で当たり前のことなのに...

 

我慢した感情はいつか必ず爆発する。

 

ストレスを溜めすぎるといつか爆発するように、

我慢した感情もいつか必ず爆発します。

 

なのにまるで「いい子」のように、長年自分の気持ちを私は抑圧し、そのせいで、私は自分の本当の気持ちに気がつけなくなっていました。

そしてその結果、自然と本音で生きられなくなり、いざ本音で話そうとした時に頭が混乱し、さらに今まで抑圧し溜まっていた気持ちが涙と一緒にポロポロと溢れるという現象が起きていたのです。

 

 

普段、自分の感情を受け止めていないから、涙が出る。

自分の感情を無視し続けると、本音を言おうとした時に

溜まっていた感情が押し寄せ涙が出てしまうことに私は気がつきました。

 

本音を話す時に出る涙は、「やっとこっちを観てくれたね」っと、今まで抑圧された感情の必死のアピールなのかもしれません。

ではなぜ私は、自分の感情を無視するようになったのだろう。
以下の原因に続きます。

 

原因②:親子関係で我慢する事が多かった【愛着障害】

少し込み入った話になるのですが、私は両親の不仲により祖母と2人で暮らしたりと、不安定な幼少期を過ごしました。

親子関係において我慢する事が多かった傾向のある人は、自分の感情を押し殺してしまう癖があるそうです。

  • 小さい頃から自分の気持ちを言えなかった
  • 親に嫌われたくないと、顔色を伺い話していた
  • 親に言いたいことを言わせてもらえなかった

ずっと親に自分の気持ちを伝えられなかった人が、他人に気持ちを伝えるのは、もっともっと勇気がいりますよね。
ハードルは人よりぐんと高いはず。

 

そして感情を我慢することが当たり前になり抑圧した感情がどんどんと溜まっているぶん、

いざ自分の本音を言う場面になると、今までに溜まりに溜まった感情がごちゃごちゃと押し寄せて、本音を伝えるのが難しくなってしまう。

結果、感情の波が押し寄せ、涙が出る。

 

育ててくれた親に感謝はしてますが、この感情の原因には親子関係(幼少期の愛着関係)が大きく反映しているなと私は思いました。

大人になった今、日々の生活で自分の感情を自分でしっかり受け止めたいなと思います。

 

改善方法:心の癖を治し、自分の感情の味方になる

ぜひ今すぐに改善していきましょう。
この方法は、どんな人にもぜひ実行してもらいたい自分を癒す方法です。

①認知を変え、心の癖を治し、感情に向き合う

まず、普段から自分の感情に向き合うことを心がけましょう。

悲しいって思ったら悲しんではダメと思わず
怒りの感情が出てきたら怒っちゃダメと思わず

「それは悲しいね」「怒っちゃうね」っと自分を認めてあげる。

自分の心の声に耳を傾ける事が大切です。

 

私はこの記事を書いてる最中も、なかなか言いたい事がまとまらずモヤモヤして、こんなのじゃダメだと自分を責めました。

だけど、そんな時も自分を責めるのでなく、まずは悩んだ自分を受け止めて、「こんな悩むくらい、ずっと辛かったね自分」って、素直に気持ちを受け止めてあげる癖をつけたいです。

 

②自分が自分の世界で一番の理解者になる

他人とは縁を切ることが出来ますが、自分とはずっとずっと一緒です。ならば

自分が自分の世界で一番の理解者になりましょう。

  • 嫌なことされたくらいで怒るなんてだめ
  • 悲しい時も笑ってなくちゃ

そんなことないです。こんなことを思う時、自分はまだ自分の気持ちに向き合ってあげられてないんだと思いましょう。

本当の自分はとっても素直です。
だから自分に嘘をついてもムダ。

 

「辛かったねムカついたね、よしよし大丈夫だよ、パンちゃん!!」

っと、一見バカバカしいですが(笑)
私は小さい子を慰めるように自分に声をかけてあげるようにすると、心がすごくラクになります。本当は親にかけてもらいたかった言葉を、大人になって自分が我慢してきた気持ちに言ってあげています。

(他人に聞かれると恥ずかしいのでもちろん心の中で。。。)

 

まとめ:大切な自分を自分であやそう。

私はずっと、社会に出て自立して働けば、自分のなりたい理想の自分になれると思っていました。

しかし、自分の感情に向きあっていなかった期間は、いくら頑張ってもなりたい自分になるどころかウワベばかりが出来上がり、結果、うつ病を発症しました。

私もまだまだ自分の本音と向き合うことを意識している最中です。
だけど、これから初めて「自分の感情に耳を傾けるんだ!」と思い行動することで、どんな自分に変わっていけるんだろうと、ワクワクします。

ぜひ、自分の気持ちに正直に耳を傾けましょう。
そうすればきっと、本音を話しても涙なんてきっと出ません。

 

このブログは自分と、過去の自分を救いたいと思い始めました。そしてその自分の学びが誰かの為になっていたら、とてもラッキーで嬉しいです。

今回はここまでです。最後まで読んでくださりありがとうございました。

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